セットがすぐ崩れる・・・ワックスをつける前の準備

セットがすぐ崩れる・・・ワックスをつける前の準備

たまに初めてこられたお客様から(特に男性が多いかな)

「セットしてもすぐ崩れちゃうんですよ~」

「お店でやってもらったみたいに家ではならないんです」

という風に言われることがあるんです

 

僕が切らせてもらった後はその方にあわせて

その日のスタイルのセットの仕方のコツを説明させて頂いています。

なんでそのお客様にあわせて説明するか?

そのお客様が自分でどこまで出来るかによって

お伝えすることが変わってくるからです。

 

今まであまりワックスとかつけたことない方に

いきなり乾かし方からアイロンのやり方

ワックスの選び方からつけ方 束感の出し方 etc・・・

 

一気に全部お教えしても覚えられないかもですしね

最初は簡単に乾かし方、ワックスのつけ方くらいとか

 

もちろん全部知りたい方はちゃんとご説明します

遠慮なく聞いてみてください

 

セットが崩れやすいということで

風、日差し、湿気などの外的要因や

頻繁に触っちゃうとか汗かきで・・・とか

そういう原因もあるとは思いますが

今回はセットの仕方での崩れにくいコツ

 

まず、自分でやってるのを聞いてて多いのが

 

◦いきなりワックスなど整髪料をつける

 

これはけっこうよく聞きます

朝起きて寝癖だけ直してワックスで立ち上げたりする

 

すごくやりやすい髪質、生え方、生え癖

そしてめっちゃ上手なカットとかそういうスタイルであれば

出来る場合もあると思います

 

でもほとんどのかたはこれでは難しいんじゃないかなと思います

できたとしてもすぐ崩れちゃったり

あーやこーやしてる間にワックスつけすぎてベトベト・・・

どうすんねん もーいやって・・

 

じゃあどうするか

セットするときに一番重要だと言ってもよいのが

 

ドライヤーのやりかた

今回はこのドライヤーの使い方を説明させて頂きます。

 

ドライヤーを使い終わった状態で

セットがうまくできるか長持ちするかほぼ決まります

 

重要なのは根元の毛がどうなっているかです

ワックスだけで立ち上げても根元が違うほうに向いていると

すぐに崩れちゃいます

逆に根元の立ち上がりがちゃんとしていたら

少々ワックスのつけ方がまずくても意外ともちます

 

ドライヤーをただ乾かすだけに使っていませんか?

 

まずオススメは朝起きてセットする前に

1回全部濡らしてしまいましょう

 

ちまちまと寝癖の部分にだけ水をつけたりするより

意外とそのほうが簡単に綺麗に早くできたりします

ちなみに僕は毎日そうしてます

 

これによって髪の根元の生え癖、寝癖などをリセットします。

髪を根元から濡らしてタオルドライの状態

 

ここからドライヤーを使ってある程度形を作っていきます。

ある程度乾くまでは そこまで意識しなくてもいいけど

髪の根元の方向をどっちにやりたいか意識しながら

ダーッと乾かします

前に流したければ後ろから前へ

前向けでも左のほうに流すなら右後ろからから左前へ

 

どんな形にするにしても

前からしかドライヤーをあてないかたも多いみたいです

乾かす分にはそのほうが楽ですが、あとあと余計にめんどくさくなるので

出来たら動かしたい向きに乾かすようにしてみてください

 

このとき流したい方向とは逆から風をあてすぎると

根本に変なクセができてしまい、あとで直すのに苦労します

分け目の場所とかがピタッとなるのが嫌な方は

あえて分けるのとは逆からあてるとボリュームが出しやすかったりはします

 

7割くらい乾いてきたら

形を作っていきます

 

ここで一つコツ

髪の毛は熱を加えて冷めるときに形がつきます

 

温める → 固定 → 冷ます

 

髪の毛をさせたい形に手やブラシを使って作り

ドライヤーで温める

で、ここが重要です

ドライヤーの風をはなし、形を作ってる手はそのまま

この状態で冷ますと

その状態で形がつきます

 

これは男性の方でも女性の方でも同じです

長い髪の女性の方も

ストレートアイロン、カールアイロンなどで熱を加えても

冷めるときに形がついてます

ストレートアイロン使っても毛先がなんかパサッとなる

みたいな時はアイロン通した後の最後の冷めるときに変に離しているか

肩や服に当たって変な状態で冷めてるのかもしれません

一度みてみてください

 

前髪を立ち上げたいときは

温める

前髪を手で上に引っ張りながらドライヤーの熱をあてる

 

固定

この状態のままドライヤーをはなして

 

冷ます

そのまま冷ます 冷風をあててもオッケーです

ある程度冷めたら手を放す

髪質、生え癖にもよりますが これだけで上手く立ち上がりがつきます

 

ハチ回りなどボリュームを押さえたい場所は

手で押さえてドライヤーの熱をあて

手を当てたまま冷ます

こんな感じ

 

よく聞くのが形作って温めるけど冷ませてない

冷めるまでに動かして変な形で冷ましてしまっている

これだとうまく形になってくれません

 

こういう感じで全体の形を作った状態で

やっとワックスの出番

 

自分のなりたいスタイルに合わせたセット力のあるワックスをつけます

固めがいいのか柔らかめがいいのか

わからなければ美容師さんに聞いてみてください

 

きっちりキープしたい場合は最後にスプレー

 

これで崩れやすいのはかなりマシになると思います

一度お試しください

またワックスのつけ方とかも書きますね

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